こんにちは、グレイス歯科の加藤です。
今回は根管治療についてです。
患者さんは、14歳の男の子で左下のお痛みで来院されました。
他医院で左下の治療をされ、その後経過観察している間に痛みと腫れが認められました。
CTで精査したところ根管内に入れる薬剤が根尖部まで到達しておらず、根管内が感染してしまい、病巣が大きくなってしまっています。
舌側の骨まで侵食しているため最悪の場合抜歯になることがあります。
当院では、ラバーダム防湿で根管内に唾液を流入しないようにし、治療しました。
治療後のCTを見てみると、大きく広がっていた病巣が小さくなり骨が戻ってきたのが著明です。
病巣がなくなり、抜歯の可能性もありましたがしっかり完治しました。
根管治療について、何かお困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。