こんにちは。武蔵小杉グレイス歯科の下村です。
今回は他院で抜歯と診断されセカンドオピニオンでご来院された患者様の症例をご紹介していきます。
46歳女性、右下6番目の歯の周りの骨が吸収してしまい、他院にて抜歯と診断され当院を受診。歯茎が腫れている状態で痛みもありました。
まず状態を確認するために使用した装置がこちらです。
歯科用CT;当院では3次元的な歯や骨の位置関係がわかる撮影装置を使用しております。
来院時の右下6番目の歯の状態です。歯の根っこの周りがかなり溶けてしまっています。
できるだけ歯を残すためにマイクロスコープを用いた根管治療を開始しました。
マイクロスコープ;肉眼の約20倍まで拡大できるので感染物の取り残しが少なくなります。
根管治療が終わり3ヶ月ほど経過したCT画像です。
根っこの周りの骨が回復し、腫れや痛みもなくなり、被せ物をした後も問題無く使用できている状態です。
この様にして諦めていた歯も残せる場合があるので、もし気になる事がございましたらお気軽にご相談下さい。