歯ぎしり
歯ぎしり、顎関節症などで
お悩みの方へ
日常的な悪癖、歯並びの不正、虫歯治療による詰め物や被せ物などによって、ひとたび噛み合わせがズレてしまうと、人間の身体はそのズレを補正しようとして骨格の歪みにつながります。また、こうした歪みは自分ではなかなか気づくことができないため、原因不明の症状や不調に悩まされている患者さまも多くいらっしゃいます。
当院では、最初にカウンセリングや検査を通じて症状の原因を患者さまと一緒に考え、お一人おひとりに合わせた治療やアドバイスを行なっております。
歯や顎周りで少しでも気になる症状がございましたら、どうぞまずは遠慮なく当院へご相談ください。
こんな症状に
覚えはありませんか?
- 朝起きると顎周りがだるい、違和感がある
- 治療した歯の詰め物や被せ物がよく外れる
- 歯が細くなり痩せてきた気がする
- 奥歯で噛むとピリッと痛むことがある
- いびきをかいていると指摘された
- 片頭痛が頻繁にある
- 慢性的な肩こりに悩んでいる
- 全身的に疲れやすい
※上記の症状が3つ以上ある方は顎関節や噛み合わせに問題があるかもしれません
歯ぎしり、顎関節症の治療
まずカウンセリングと検査を通じて原因を明らかにし、患者さま一人ひとりに合わせた治療プランをご提案しております。
歯ぎしり
主な症状
睡眠中または日中に上下の歯をギリギリと擦り合わせたり、無意識に強く歯を噛み締める食いしばり、上下の歯をカチカチと小刻みに噛み合わせるなどがあります。
多くの場合、歯ぎしりは無意識のうちにしている場合が多く、また成人の10%前後が睡眠中に歯ぎしりをしているという報告もあります。朝起きると顎が疲れていたり、歯がしみる(知覚過敏)などの症状が気になって歯医者に相談して発覚することも多くあります。
治療法
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歯ぎしりを防止するナイトガード(マウスピース)を作成し、就寝時につけていただくのが一般的な治療法(歯の保護)となります。また、症状に合わせた予防方法のご説明などを行い改善を図ります。
顎関節症
主な症状
顎関節とは、耳の前方にある関節です。症状としては顎周りに違和感がある、顎周りが痛む、口を大きく開けづらい、口を開けるとパキッと音がするなどが挙げられます。顎関節症が原因となり、肩こりや腰痛、めまいなどを引き起こす例もあります。
また近年では、顎関節症は日本人の2人に1人が経験するとも言われており、非常に身近な病気となっています。特に20~30代の女性に多く見られており、精神的なストレスから起こるケースも少なくありません。
治療法
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マウスピースの装着(スプリント療法)やお薬の服用、ストレスや生活習慣の改善など、それぞれの状態に合わせて治療を進めます。また、ボトックス(ボツリヌストキシン)を注入することで、筋肉の働きを弱めて症状を緩和させる治療を行う場合もあります。